豆の粉を練って伸ばしたパリパリのおせんべいのようなものです、一種の乾物ですね。 軽く直火であぶって(タタミイワシの要領で)もしくはサッと油で揚げて食べます。
名前は色々・・・パパド、パッパル、パーパドゥなどと呼ばれていて、インドではレストランでは常備品です。オーダーをするときに最後に「あ、あとパパドを、そうだな、3枚揚げてね」などと付けたしたりします。やってきたパパドはクリスピーでパリパリ、おもむろに指でつついて大まかに割ってからインド料理の名脇役として料理の合間合間にパリッとやるのが通。

これは本来手作りのものなのですが今やインド中の食料品店で売られていて、私にもお気に入りメーカーがあります。フライ専用のタイプやかなり辛いもの、マイルドなもの、大きいもの小さいものなど、たくさんの種類があります。
手作りするにはまず季節が大切。薄く延ばした生地を一年でも一番暑い季節にお日様の光で乾燥させます。保存食としての意味合いもあるのでしょうか、インドにはこの手の豆加工品にはバリーなど数種類があります。
日本人は味覚の中に「歯ざわり」を大切にする民族ですが、このメリハリはインド料理にもいいものです。上質のパパドはパリッと噛んだときにふわっと豆のかおりがします。そして噛みしめるとまた香ばしくて美味しい。
オールドデリーにある「モーティーマハール」という有名レストランではパパドの上に玉ねぎやチリなどのみじん切りをトッピングして出しています。こうしてあると早く食べないとシケてしまうのですが、ところがこれがまた、おいしいのです。

写真はそれを真似したもので、チャートマサラとレッドペッパーもふりかけてあります。単色になりがちなインド料理の食卓にはもってこいのはなやかさですね。
パパドは、日本にあるインドレストランにも置いてあるところがたくさんあります。
注文するときには「あ、あと、フライにしないで焼いてね」なんて言うと、店員のインド人青年に「知ってるな」という顔をされるかも?!
 
 


   
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