お馴染みの月桂樹の葉がベイリーフです。お庭に一本植えてあるお宅も多いことで
しょう。
この木、きちんと剪定しないとぐんぐん伸びてついには20メートルくらいまで大きく
なるのです。あんまり放っておくと収穫したくても梯子なしでは葉が取れなくなって
しまいかねません。私の育った家では木の勢いを保つ程度に毎年思い切って剪定し、
その際枝ごと干してから葉をつんで保存していました。
ハーブは新鮮なものが一番ですが月桂樹にかぎって、摘みたてのフレッシュな葉は使
えません。干した葉からは甘い香りが出るというのに生の葉からは苦味が出てしまう
のです。必ずしっかり乾燥させてから保存しましょう。
もうひとつ大切なことは、料理が終わってから盛り付けには飾りとしても利用価値が
あるのですが、すぐに食べずに保存するのなら取り除くことです。
いつまでも入れておくと毒素が出ると書いてある専門書もあります。もっともインド
では木の品種が異なるためこの心配はありません。インドで使われるベイリーフは葉
脈が縦に通っており形ももっと細長いです。香りも少し違います。インドに行ってイ
ンディアンベイリーフの香りのプラウ(炊き込みごはん)を食べると「ああここはイ
ンドだな」としみじみ思います。
肉や魚の生臭い臭いを取って爽やかな香りに変身させてくれるこの葉は中世イタリア
では幸運を呼ぶお守りでした。涼しい風に揺れながら干されているベイリーフを見る
と風に乗って幸せがやってくるような気分になりませんか?
 
 


   
about us 取材・リンクについて お問い合わせ designam  
デザインam制作会社