ほとんどの南インド・スリランカの料理に使われるハーブです。
カレーリーフとは英語の呼び方、インド国内では一般的にカリーパッタと呼ばれています。日本では直訳して「カレーの木の葉」。紛らわしいことに「カレープランツ」というハーブもありますが食用ではありません。

さてカレーリーフの効用は身体を涼しくすること、いかにも暑い南インド向きですね。そしてたまらなく芳しい独特の香り。油で炒めはじめるとふわーっと漂ってくる「南インドの郷愁」の香り。
残念なことにこの香りが堪能できるフレッシュなカレーリーフは日本では手に入りません。乾燥させたものが輸入されていますが香りはとうていフレッシュに及びませんね。

使い方は材料を炒め始める際にスタータースパイスの次にいれるのが普通です。
ココナッツオイルを熱してから鷹のつめ、ブラウンマスタード、マスタードがはじける中にカレーリーフ、そして刻んだフレッシュココナッツ・・・という順に入れていきます。その甘くて香ばしくてパンチの効いた香りに包まれるとどんなに食欲のないときでもお腹が空いてきます。

この植物は原産地であるインドでしか使われていなかったのですが、面白いことに植民地統治をしたイギリスによってイギリス支配のあったアジア地区にのみ広がりました。下級官吏として使われたインド人が「これがなくては食生活が成り立たぬ」と、持ち込んだようです。そう、本当に、これが無くては南インド料理はお手上げなのです。

もしあなたが全く違う食文化の中に住むことになったとき「これが無くては」と持ち込むものは何でしょうか。そんなことを連想してみても楽しいかもしれませんね(笑)
 
 


   
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